“西日本から目指す、産業機器認証の領域における世界一のチーム”
製品事業部
太陽光発電・産業機器部
産業機器部門 西日本地域 Section Manager
産業機器部門の事業領域について教えてください
主に工場や製造現場などで使われる様々な機械・装置の安全性評価・認証に関連する技術サービスを扱っています。主な評価対象には、半導体製造装置や検査機器、工作機械、食品加工装置、産業用ロボットなどがあります。これらの機械に使われるモーターや制御装置、スイッチ類、温度を調整する部品なども対象となります。近年ではモビリティ事業部との協働で、リチウムイオン電池や、再生可能エネルギー用蓄電システムの評価・認証に関連する案件にも注力しています。
仕事とチームについて教えてください
産業機器の審査は、対象の大きさなどにもよりますが、複数人のエンジニアで、お客様先での審査に赴く場合が多くあります。担当エンジニアのアサインは、それぞれが持つ電気・機械・人間工学などの知見をベースに決定します。私が同行することもありますが、案件の主担当はメンバーに任せています。
部門には若手からシニアまでの社員が在籍し、世代の偏りのない構成になっています。互いの知見を共有することに意義を感じられるような風土を目指し、メンバー同士のコミュニケーションを重要視している為、アサインを固定化せず、多様な組み合わせになるように案件ごとのチーム編成を行っています。
今後の目標と入社希望者へのメッセージ
日々の改善に取り組みながら、長期的には、数ある第三者認証機関の産業機器分野において「世界一のチーム」を目指したいと考えています。TUV Rheinland Groupには規格ごとのエキスパートを担う社員がいますが、産業機器部門の場合、必要とされるすべての規格のエキスパートが日本国内に在籍しています。これは、日本の産業機器市場の大きさ、そして、その評価・認証を行う力量を持つ技術者が、テュフ ラインランド ジャパンに在籍していることを表しています。チームには、技術的な検証を行うCertification Reviewerの役割を担当するメンバーもいます。豊富な技術的知識と、規格に関連する経験が求められ、また、非常に大きな責任の伴う役割です。
テュフ ラインランドには、電気設計・機械設計・製品群などの知識を活かし、得意分野とは別の専門性の幅を広げることも可能です。規格についての知見を深め、評価・認証のプロフェッショナルとして新しいキャリアに挑戦できる土台があります。技術力はもちろん、コミュニケーションスキルや語学力も、第三者認証機関のエンジニアが挑戦すべき領域です。新しいことに挑戦する気持ちがあれば、チームは全面的にサポートを提供します。長期的なキャリアを築きながら、製品安全の審査を通じて、日本の産業発展に貢献していただける道を、共に歩みたいと考えています。
(取材当時の内容です *2025年11月掲載)
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