物性試験

キセノンアークランプ式促進耐候性試験(キセノンウェザーメーター)

6.5kW水冷式キセノンアークランプを光源に使用した促進耐候性試験です。
屋外の太陽光や温度、湿度、降雨の影響で、材料の初期特性は劣化していくことが考えられます。
その屋外環境を人工的に再現し、材料の耐久性を各規格に基づいて試験します。
主に自動車、塗料、プラスチック、太陽電池パネルなどの業界で用いられている試験です。

設備

キセノンウェザーメーター

試験片がキセノンランプの周りを回転しながら、光の照射を受け続けます。

放射照度、温度、相対湿度、ブラックパネル(BPT)またはブラックスタンダード(BST)の温度を自動制御します。

キセノンランプの外側のフィルターを変えることにより、各規格に対応した分光分布が可能です。

69x145x3mmの試験片を最大65枚収納可能。

■参考規格 ISO 4892-1、ISO 4892-2、IEC 60950-22など
その他、JIS、ASTM、DIN、SAE、JASO、AATCC、MIL規格などについてはご相談ください。

振子式衝撃試験(アイゾット・シャルピー・テンサイル衝撃試験)

固定されたプラスチック材料の試験片に振り子のハンマを打撃させ、その衝撃値(kJ/m2)でぜい性(もろさ)や じん性(粘り強さ)を評価する振子式衝撃試験です。
プラスチック材料の特性を調べるために従来から一般的に用いられてきた試験方法で、衝撃値は破壊に要したエネルギーを断面積で割った値で求められます。。
出力データはすべてデジタル表示のため、試験エンジニアによる個人差もなく、より正確な衝撃値を測定することができます。

設備

アイゾット・シャルピー・テンサイル衝撃試験機

試験前にハンマーの角度調整を行うことで衝撃剥離や摩擦損失などの補正を行い、演算処理を自動的に行います。

ハンマーを自動落下させる電動リリース装置を使用することにより、試験エンジニアによる個人差がなくなります。

試験後は衝撃値の平均、最大、最小値以外に、変動係数、標準偏差などが自動算出されます。

■参考規格

JIS K 7110、ISO 180 (アイゾット衝撃試験) - ハンマーの秤量 2.75J、5.5J

JIS K 7111、ISO 179 (シャルピー衝撃試験) - ハンマーの秤量 0.5J、1.0J、2J、4J、7.5J、15.0J

JIS K 7160、ISO 8256 (テンサイル衝撃試験) - ハンマーの秤量 2J、4J

*ASTM規格についてはご相談ください。
*試験品の物性値などがお分かりでしたら事前にご連絡、ご相談ください。

塩水噴霧試験

濃度、PHを調整した塩水を霧状に噴霧している槽内に、試験サンプルを一定時間さらし、耐腐食性を評価します。 屋外で使用される金属製品、金属メッキ製品や塗装された金属板などに対して行われる試験です。

設備

槽内の温度を周囲温度+5~50℃まで調整できるため、様々な環境を想定した試験が可能です。

塩水の濃度、PHは調整可能なため、各規格に対応できます。

本装置はON/OFFのみタイマー動作可能です。 ON/OFFを繰り返すようなサイクル試験には対応していません。

槽内容量:600ℓ
試験スペース:H1190 X W850 X D570
塩水貯水タンク:180ℓ

■参考規格 IEC60068-2-11、ISO9227など

高湿結露による二酸化硫黄(So2)試験

槽内に規定量の二酸化硫黄(So2)を注入し、底面のヒーターコイルにより蒸留水を水蒸気にして、一定の温度で高湿(Damp heat)の状態を保ち、試験サンプルを結露させます。その後、試験サンプルを常温常湿の大気に移した後に評価試験を行います。 太陽電池パネルのコネクター付きケーブルなどに対して求められている試験です。

*耐ガス腐食試験とは異なります。

設備

槽内容量:300L
槽内寸法:約W700×H700×D500
試験可能ガス:SO2

ISO 6988用の試験機です。
SO2以外のガス、混合ガス試験には対応していません。
湿度の調整はできません。

■参考規格 ISO 6988

■関連規格 EN 50521、IEC 61984 など。