テュフ ラインランド ジャパンとデンソー、バッテリーパスポート 対応を支援するホワイトペーパーを共同公開
Japan | 07.08.2026
~2027 年欧州バッテリーパスポート義務化で何が変わるのか? 規制動向から実装までの全体像と課題を解説~
テュフ ラインランド ジャパンと株式会社デンソーは、バッテリーパスポート(Battery Passport、以下、BP)に関する技術ホワイトペーパーを共同で作成しました。
2027 年2 月から欧州では、欧州電池規則*1に基づき、車載用・産業用などの電池製品に対してBP の導入が義務付けられる予定です。
一方で、BPの実装は個々のバッテリーを一意に識別する仕組みや、ライフサイクルを通じて更新される動的データの取り扱い、関係者ごとのアクセス権限、分散的に管理されるデータを相互接続・継続運用するためのシステム設計など、実務上検討すべき論点が広範かつ不透明な状況です。
このため事業者は、規制対応に必要なデータやシステム要件の全体像を把握しながら、どのような準備や体制整備が必要かを検討することが求められています。
こうした背景のもと、テュフ ラインランド ジャパンとデンソーは2025 年9 月にデジタルプロダクトパスポート推進に向けての覚書を締結*2しました。
この連携に基づき、両社は双方の知見を活かし、欧州電池規則への対応を中心としたBP 導入検討の一助を目的に本ホワイトペーパーを作成しました。
本ホワイトペーパーでは、BP を取り巻くグローバルな動向を概観したうえで、欧州電池規則およびエコデザイン規則*3に基づく規制要件(データ定義、IT アーキテクチャ等)を整理しています。
また、今後BP に関する詳細仕様や標準化活動はさらに進展していくことが見込まれます。両社は、本ホワイトペーパーを通じて、BP 導入に向けた共通理解の形成を支援するとともに、今後の規制動向、標準化、データスペース連携、ならびに実務的な実装課題に関する知見の提供を継続していきます。
公開対象は、BP に関する責任を負う経済事業者(自動車メーカー、バッテリーメーカー等)および、これらの事業者からBP に必要なデータ提供を求められる部材メーカーやセルメーカー等の関係事業者を想定しています。
■ホワイトペーパーの入手方法
本ホワイトペーパーの入手を希望される方は、以下のフォームより必要事項をご回答ください。
現在は英語版を先行公開しており、日本語版は完成次第、ご登録いただいたメールアドレス宛に送付いたします。
※お申し込み内容を確認のうえ、両社の判断により資料の提供をお断りさせていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
【記事更新】9月1日、ホワイトペーパー配布リンク変更のため、記事を更新しました。
*1 欧州電池規則:持続可能な電池製品の生産と利用を推進するため、2023 年8 月に欧州にて発効された規則。
*2 デンソーとテュフ ラインランド ジャパン、持続可能な製品づくりの実現とデジタルプロダクトパスポート推進に向けて覚書を締結
*3 エコデザイン規則:欧州市場に投入されるほぼすべての製品を対象に、環境性能基準を設計段階から向上させる包括的な枠組みで、DPP を含め、耐久性、再資源化、修理性、エネルギー効率などを規定する。2024 年7 月に欧州で発効した。
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