テュフ ラインランド ジャパン、西日本の試験施設を拡充 再生可能エネルギーなどの新技術に対する試験需要の増加に対応

2011/12/26Japan

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テュフ ラインランド ジャパンは、大阪市東成区に試験施設(仮称:テュフ ラインランド 関西テクノロジーセンター)を新設、2012年4月より操業を開始します。総床面積2500平方メートル超の3階建の新ラボでは主に、リチウムイオン電池、電気二重層コンデンサなどのRESS(再生可能エネルギー貯蔵システム)や、太陽光発電(PV)システムを対象とした各種試験に対応します。

テュフ ラインランドは、グローバル戦略として、太陽光や風力、燃料電池などの再生可能エネルギー技術の試験や、電気自動車関連の各種サービス拡充に向けた包括的なインフラ整備を進めており、新施設はその一環として計画されました。新エネルギーに対応する試験施設を新設することは、政府による抜本的なエネルギー政策見直しにも対応しています。また、大阪では現在、環境に配慮したエコ事業の育成や推進を図る取り組みが進められており、テュフ ラインランド ジャパンが関西に新設する試験ラボは、重要な役割を担うことが期待されます。

テュフ ラインランドは、製品安全認証機関として、メーカー各社に安全試験や性能試験サービスを提供しています。テュフ ラインランドがめざすのは、新しい技術による製品が、長期間にわたって安全であることを評価、認証し、各種産業や社会に貢献することです。新試験施設では、標準的な試験に加え、R&Dやベンチマーキング分析、カスタマイズ試験など今まで以上に多様なサービスの提供が可能となります。

新しいラボは2つの大きな機能があります。ひとつはPV試験設備、もうひとつは電池試験設備です。

新ラボのPV試験施設は、高機能の環境試験室を備えており、極限的な温度・湿度条件下での太陽光発電モジュールや各種コンポーネントの試験が可能です。テュフ ラインランド ジャパン 太陽光発電評価センターのセンター長 ステファン・キーンは「開発されるエネルギーシステムの複雑化が進み、電池技術と太陽光発電技術の関連性が増している中、両方の試験ノウハウを統合しているのがこのラボの特長です」と説明しています。

また、新ラボの電池試験施設は、進化し続ける電池エネルギーに対応する最新の安全試験設備を装備しており、電気自動車やハイブリッド車、電力貯蔵システム、高エネルギーデバイスなど、民生用・産業用を含めた幅広い電池に対して試験サービスの提供が可能となります。また、過酷条件試験装置は、レベルの高い安全機能を備え、異常条件や異常環境下における試験サンプルの反応を確認することができます。これにより、一定状況下における設計上の脆弱点を特定することが可能となります。テュフ ラインランド ジャパンの電池試験所責任者マーセル・プリカーツは「安全試験設備では、スクラバーや火災検知・消火装置、各種センサー、監視システムなど徹底的な安全強化策を施しています。試験環境の安全性を確保した上で、今までよりさらに過酷な条件下での試験など、お客様の各種ニーズに対応します」と述べています。

2012年4月の本格稼動に向け、1月から一部の試験(電池試験施設内の充放電性能試験)を開始します。