R&TTE指令:電気通信機器

無線および電気通信端末機器の適合性評価

1999年に欧州における無線及び電気通信端末機器を対象とするR&TTE (Radio and Telecommunications Terminal Equipment)指令が発行され、2000年4月から適用されています。テュフ ラインランドは、公認機関としてR&TTE指令の適合性評価をおこなっています。

一目で分かるメリット

テュフ ラインランドのサービスには以下のメリットがあります。

  • R&TTE指令への適合性を確保できる
  • 製造物責任への対応強化
  • 中立な立場の第三者機関による試験で信頼性・市場での優位性を獲得

手順

R&TTE指令には機器の性能試験以外に以下の要求事項があります。

  • Article 3.2 Spectrum Requirement RF特性の要求
  • Article 3.1b EMC Requirement EMCの要求
  • Article 3.1a Safety Requirement 電気安全の要求
  • Article 3.1a Health Requirement 人体に対する高周波暴露の安全要求

R&TTE指令基本情報

  • Annex Ⅰ
    R&TTE指令に該当しない機器
    例: 商業用以外のアマチュア無線、ケーブル、TV及び音声放送用受信機

  • Annex Ⅱ
    地上用・航空宇宙用に割り当てられた周波数帯を利用しない通信端末機器
    無線通信機器及び無線機の受信部分 モジュール A 内部の生産管理
    製造業者が製品の指令への適合を保証
    自発的認証 • 認定テストラボによる自発的なテスト
    製品の技術書類が製造業者によって作成され、関係当局の要請によりいつでも提出可

  • Annex Ⅲ
    地上用・航空宇宙用に割り当てられた周波数帯を利用した無線通信機器で、整合規格が適用可能な場合
    Annex Ⅲに述べられている内部生産管理に加えて機器のテストが必要
    Annex Ⅱに加えて機器のそれぞれの型式に対して、製造業者は全ての必要な無線テストを実施しなければなりません。 もしくは、その代わりに、実施テスト項目の決定は製造業者より選ばれたノーティファイドボディの責任で行われますが、整合規格にテスト項目が規定されている場合はそれに従います。

  • Annex Ⅳ
    地上用・航空宇宙用に割り当てられた周波数帯を利用した無線通信機器で、製造業者が整合規格を用いない、もしくは部分的にしか用いない場合

  • Annex Ⅲ 及び追加の要求事項

  • Annex Ⅱで述べられている技術書類の他にAnnex Ⅲに規定されている無線テスト項目への適合を明らかにした自己宣言書を合わせて、技術構成ファイル(TCF)を作成します。 ノーティファイドボディはTCFをレビューします。

  • Annex Ⅴ
    完全な品質保証
    ノーティファイドボディが品質システムの監査実施
    製造業者が製造品の適合性を保証
    第三者機関による証明(任意)

対象製品

  • 自動車ドア開閉装置
  • リモコン式玩具
  • ISDNまたはアナログネットワークアクセスの製品
  • 無線センサーによる気象観測所

対象製品に対する適切な整合規格が存在していない場合

対象製品に対する適切な整合規格が存在していない場合、ノーティファイドボディの関与が必要となります。テュフ ラインランド ジャパンでは、試験、レポート発行、ノーティファイドボディによるLetter of Opinionの発行などお客様のご要望に合わせたサービスを行なっております。

詳細はR&TTE指令とFAQ(原文・英語)をご確認下さい。

Europian Commission - Radio and telecommunications terminal equipment (R&TTE)

Europian Commission - Frequently asked questions

整合規格はOfficial Journal (原文・英語)でご確認下さい。

Europian Commission - European standards

R&TTE指令整合規格リスト(2009年版) 概要

欧州委員会は2009年12月15日、R&TTE指令(無線機器および通信端末機器に関する指令1999/5/ECに基づく、新整合規格リストを官報2009/C 303/35に掲載しました。

詳細はこちらをご覧ください。
R&TTE指令整合規格リスト(2009年版)に関する概要 (PDF, 99 KB)