燃料電池試験および認証

各種安全規制に対する燃料電池の安全性を評価します

EU市場に家庭用燃料電池コジェネレーションシステムを出荷するには、該当する欧州指令に適合する必要があります。そのための欧州指令のひとつがガス燃焼機器指令2009/142/EC (旧90/396//EEC) です。

北米市場においては、消費者向けの燃料電池は、ANSI Z21.83「燃料電池発電所」規格への適合が要求されます。

テュフ ラインランドは、EU及びアメリカとカナダ向けに、欧州指令(及びその整合規格)及びANSI Z21.83や、米国電気工事規定(NEC)第692条などの規格およびガイドラインに従って、試験サービスを提供しています。

規制に関する安全面のコンサルティング、規制および規格への適合性評価など燃料電池の開発・評価について、経験と技術に裏打ちされたサービスを提供します。

一目で分かるメリット

テュフ ラインランドの燃料電池に関するサービスには以下のメリットがあります。

  • 安全性および品質
  • CEマーキングおよびその他の要求事項
  • 米国規格協会(ANSI)規格への適合
  • テュフ ラインランドの専門的なワンストップサービス
  • 第三者機関の認証による、グローバルマーケットにおける優位性
  • 安全基準の文書化で企業責任のリスク軽減
  • 長年の経験および専門知識
  • 国別・法的要求条件への適合性

燃料電池に関するサービス

EU市場に向けた試験は、製品により該当する指令が異なります。家庭用燃料電池コジェネレーションシステムでは 2009/142/EC「ガス燃焼機器指令」とその整合規格EN50465に基づいた評価を行います。また、2006/95/EC「低電圧指令」、2004/108/EC「EMC指令」、およびそれらの該当する整合規格への評価を含みます。

燃料システムの大きさ及び用途によって、その他の指令および規格も該当することがあります。たとえば、94/9/EC「ATEX指令」、97/23/EC「圧力装置指令」、2006/42/EC「機械指令」及び指定設置国の個別要求事項があります。

アメリカおよびカナダに向けた試験は、ANSI Z21.83「燃料電池発電所」規格に基づいて実施されます。

IEC 62282シリーズ

IEC/TC105では燃料電池に関する様々な規格を開発・改定しています。
安全に関しては以下の規格がすでに発行されており、これらの規格への適合性も評価する必要があります。

  • IEC 62282-3-1: 2007 - 定置用燃料電池の安全性
  • IEC 62282-5-1: 2007 - 可搬形燃料電池の安全性
  • IEC 62282-6-100: 2010 - マイクロ燃料電池の安全性

ANSI Z21.83

ANSI Z21.83「燃料電池発電所」規格は、メーカーが消費者向けの燃料電池を製造するために従わなければならない、モジュール(システムではない)の最小限の安全要求事項を含んでいます。これらの要求事項の背後にある主要な考え方は、以下の3つの観点を対象としています。

  • 燃料電池モジュール内の燃料およびその他の蓄積エネルギー(可燃物、加圧媒体、電気エネルギー、力学的エネルギーなど)がほぼ瞬間的に放出された場合、燃料電池モジュールの外部の危険性を除去する。または、
  • 受動的制御、周囲環境を危険にさらすことのないエネルギーの放出(バーストディスク/破裂板式安全装置、逃がし弁、サーマルカットアウトなど)。または、
  • 能動的制御によるエネルギー制御(たとえば、燃料電池モジュールに含まれるセンサー信号に基づく適切な方策を実施する電子制御装置)。

対象製品

当社サービスは、以下の分類の燃料電池を対象としています。

  • 家庭用燃料電池コジェネレーションシステム(家庭用定置型燃料電池)
  • 産業用定置型燃料電池
  • 車載用燃料電池
  • 可搬形(ポータブル)燃料電池
  • マイクロ燃料電池

また、該当する指令の対象となる各種部品類(バルブ等)についても対象にしています。