太陽光発電評価センター 震災後の試験業務に関する最新情報

横浜 (2011年3月24日)

3月11日の東日本大震災およびその後の東京電力の計画停電発表にともない、テュフ ラインランドの横浜地域の試験所では、3月14日(月)に試験業務を一時中断しました。その後は重要な試験・業務から開始し、3月22日(火)からははすべての試験機能を再開しています。現在は震災前と同様にスピーディな試験・認証サービスを行っております。

震災時行われていた長期連続試験については3月14日に中断が余儀なくされました。計画停電にあわせ、対応策として、電源停止時に許容範囲内の温度設定と時間の間隔となるよう、試験チャンバーの設定管理を行いました。しかし、太陽光発電センターおよびテクノロジーセンターでは結局、停電がなかったため、わずかな時間の遅れのみで長期連続試験を再開することができました。テュフ ラインランドの太陽光発電技術の専門家は、この遅れについて精査しましたが、試験終了に遅れが出るものの、試験結果にまったく影響がないことを確認しました。下記は震災時に進行中だった長期連続試験の状況をまとめたものです。


チャンバー

状況

試験への影響

チャンバーがが停止したときの状態
高温高湿試験 OK 無視してよい 85℃/85% R.H.
TC 200 OK 無視してよい 25℃ (モジュールへの電流供給なし)
TC50 OK 無視してよい 25℃
結露凍結試験 OK ごくわずか 85℃/85% R.H.
光照射試験 OK 影響なし 震災発生時は停止中

今回の震災は、非常に強い地震が起こっただけでなく、余震が続いていることから、ソーラーシミュレータについて校正を行う必要があると判断しました。これは、テュフ ラインランドの精度の高い計測能力を維持するためです。まず3月15日(火)に第一回の計測を行い、機器に地震による影響がまったくないことが確認されました。この結果にもとづき、まず通常通りの計測を再開しました。ソーラーシミュレータについては、毎月の校正スケジュールに合わせ、今後も引き続き校正を行います。フラッシュソーラーシミュレータ(WACOM社製およびPASAN社製)は仕様書どおりに正確に機能しており、クラスAAAのソーラーシミュレータとしての要求事項を満たしています。

現在、太陽光発電センターおよびテクノロジーセンターは東京電力の計画停電地域の対象には入っておりません。しかし今後も電力の問題については予断を許さない状況です。そこでテュフ ラインランドでは、今後停電があった場合に備え、その影響が最小限になるようにシステムを活用して試験計画を行っています。こうした状況だけでなく、来週以降さらに復旧が進むことを考慮し、太陽光発電の試験については引き続き横浜地域で行ってまいります。

太陽光発電評価センターの様子(2011年3月24日) 太陽光発電評価センターの様子(2011年3月24日)

太陽光発電評価センターの様子(2011年3月24日) 太陽光発電評価センターの様子(2011年3月24日)

今後もテュフ ラインランド グループとして質の高いサービスをお客様に提供してまいります。

詳しくはテュフ ラインランド ジャパンのウェブサイト www.jpn.tuv.com をご覧いただくか、カスタマーサービスセンターまで、ご連絡下さい。 電話045-470-1850